第3部:BIツール実践 11 / 14

データストーリーテリング

データは「語り方」で価値が変わる。数字を羅列するのではなく、ストーリーとして伝えることで、聴き手の理解と行動を促せます。

データストーリーテリングとは

データ・ビジュアル・ナラティブ(語り)の3要素を組み合わせて、データから得られた洞察を効果的に伝える手法。

📊

データ

事実・数値の裏付け

📈

ビジュアル

グラフ・図での可視化

📝

ナラティブ

文脈・意味づけ・提案

ストーリーの構成

1

フック(導入)

聴き手の関心を引く問いかけや驚きの事実

例:「売上が20%減少した原因、わかりますか?」

2

コンテキスト(背景)

なぜこの分析が重要なのか、前提条件を共有

例:「昨年から市場環境が大きく変化しました」

3

インサイト(発見)

データから見えた重要な発見を提示

例:「実は、特定の顧客セグメントだけが離脱」

4

アクション(提案)

発見を踏まえて何をすべきか提案

例:「このセグメントに特化した施策を提案します」

AIでストーリーを作成

分析結果をストーリー化

以下の分析結果を、経営会議でプレゼンするためのストーリーにまとめてください。

【分析結果】
・売上:前年比95%(目標未達)
・商品A:+15%(新機能が好評)
・商品B:-30%(競合製品に押される)
・新規顧客:-20%
・既存顧客売上:+10%

【聴き手】
経営陣(社長、役員)

【プレゼン時間】
5分

【含めてほしい要素】
・冒頭のフック
・問題の本質
・具体的なアクション提案

聴き手を引き込むストーリー構成でお願いします。

伝わるプレゼンのコツ

聴き手を意識

相手が知りたいこと、関心があることから話す

1スライド1メッセージ

詰め込みすぎず、シンプルに

So What?を明確に

「だから何?」に答える

アクションで締める

聴いた後に何をすべきかを明示

まとめ

  • データ+ビジュアル+ナラティブで伝える
  • フック→背景→発見→提案の流れで構成
  • AIにストーリー化を依頼できる
  • 聴き手視点で「So What?」「Now What?」を意識
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