実践プロジェクト:要件定義
リアルタイム同期対応のプロジェクト管理ツールを、AIと一緒に要件定義から構築します。
Claude Codeでプロジェクトを始める
まずプロジェクトフォルダを作成し、Claude Codeを起動します。Gitリポジトリを初期化しておくことで、Claude Codeがバージョン管理を活用しながら開発を進められます。
# プロジェクトフォルダを作成 mkdir taskflow cd taskflow # Gitリポジトリを初期化 git init # Claude Codeを起動 claude
Claude Codeが起動したら、プロジェクトの要件をそのまま自然言語で伝えることができます。
プロジェクト概要
作成するアプリ:TaskFlow
カンバン形式のプロジェクト管理ツール。複数ユーザーがリアルタイムで共同作業できる。
主要機能
- ・カンバンボード(ドラッグ&ドロップ)
- ・リアルタイム同期
- ・チーム・メンバー管理
- ・タスクのコメント
技術スタック
- ・Frontend: Next.js 14
- ・Backend: FastAPI
- ・DB: MySQL
- ・リアルタイム: WebSocket
AIと要件整理
Claude Codeへの指示
プロジェクト管理ツール「TaskFlow」の要件を整理してください。 【概要】 カンバン形式のタスク管理アプリ。リアルタイム同期対応。 複数ユーザーが同時に同じボードを操作できる。 以下を洗い出してください: 【ユーザーストーリー】主要なユースケースを網羅 【機能一覧】優先度(必須/Phase2/Phase3)付きで作成 【画面一覧】各画面の目的と主要UI要素を記載 【API一覧】RESTful APIのエンドポイント設計
Claude Codeが行うこと
上記の指示を受けると、Claude Codeは以下の作業を自動的に進めます。
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✓
要件の分析
指示内容を解析し、不足している要件や曖昧な点を洗い出します
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ユーザーストーリーの生成
「〇〇として、△△したい。なぜなら□□だから」の形式で具体的なストーリーを作成します
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機能一覧の作成
MVP(最小限の実用的な製品)に必要な機能を優先度付きでリストアップします
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画面・APIエンドポイントの設計
画面遷移とRESTful APIのエンドポイントを一覧として整理します
機能一覧(MVP)
| 機能 | 説明 | 優先度 |
|---|---|---|
| ユーザー認証 | 登録・ログイン | 必須 |
| プロジェクト作成 | ボードの作成・編集 | 必須 |
| タスクCRUD | 作成・編集・削除 | 必須 |
| ドラッグ&ドロップ | タスクの移動 | 必須 |
| リアルタイム同期 | WebSocketで即時反映 | 必須 |
| コメント機能 | タスクへのコメント | Phase2 |
Claude Codeに要件ドキュメントを作成させる
Claude Codeへの指示
TaskFlowプロジェクトのREADME.mdを作成してください。 プロジェクト概要、技術スタック、機能一覧(MVP)、 セットアップ手順のセクションを含めてください。
README.mdを先に作ることで、プロジェクトの全体像をClaude Codeと共有できます。以降の開発でClaude Codeに指示を出す際、README.mdの内容がコンテキストとして自動的に参照されるため、一貫性のあるコード生成が期待できます。
README.mdに含めるべき情報
- ✓ プロジェクト名と概要説明
- ✓ 使用する技術スタック(Next.js, FastAPI, MySQL, WebSocket)
- ✓ MVP機能の一覧と優先度
- ✓ ローカル環境のセットアップ手順
- ✓ ディレクトリ構成の概要
次のステップ
要件が整理できたら、次はアーキテクチャを設計します。Claude Codeと一緒に技術選定とディレクトリ構成を決定し、フロントエンドとバックエンドの責務分担を明確にしましょう。
要件定義ドキュメント(README.md)があることで、アーキテクチャ設計時にもClaude Codeが一貫した提案を行えます。