第1部:業務自動化の基礎知識 4 / 14

自動化計画の立て方

闇雲に自動化を始めても効果は限定的。どの業務を、どの順番で自動化するか、計画を立てることで最大の効果が得られます。

Step 1: 業務の棚卸し

まずは日々の業務を書き出して、自動化候補を見つけましょう。

【AIに依頼】業務棚卸しの質問

私の日常業務を自動化候補として整理したいです。
以下の情報を元に、自動化できそうな業務をリストアップしてください。

【職種】営業事務
【主な業務】
・メールの確認と返信(1日50件程度)
・見積書・請求書の作成
・顧客データの入力・更新
・週次レポートの作成
・会議の日程調整

各業務について以下を分析してください:
1. 繰り返し頻度(毎日/週1/月1)
2. 1回あたりの所要時間
3. 自動化の難易度(低/中/高)
4. 自動化による効果(時間削減の見込み)

Step 2: 優先順位付け

自動化優先度マトリックス

優先度:高

効果:大 × 難易度:低

例:定型メールの自動送信

優先度:中

効果:大 × 難易度:高

例:複雑なレポート自動生成

優先度:中

効果:小 × 難易度:低

例:通知の自動化

優先度:低

効果:小 × 難易度:高

例:例外処理が多い業務

「効果が大きく、難易度が低い」業務から着手するのが鉄則です。

Step 3: スモールスタート

1

1つの業務を選ぶ

最も効果が高く、シンプルな業務を1つ選択

2

小さく始める

完璧を目指さず、まず動くものを作る

3

テスト運用

1〜2週間試して問題がないか確認

4

改善・横展開

問題を修正し、成功したら次の業務へ

自動化を成功させるコツ

✓ 成功パターン

  • • 小さく始めて徐々に拡大
  • • 効果を数値で測定する
  • • 関係者に事前に説明
  • • 失敗時のリカバリー方法を用意

✗ 失敗パターン

  • • 最初から完璧を目指す
  • • 一度に多くの業務を自動化
  • • テストなしで本番運用
  • • 例外処理を考慮しない

まとめ

  • まずは業務を棚卸しして自動化候補を洗い出す
  • 効果×難易度で優先順位をつける
  • 1つの業務から小さく始める
  • テスト→改善→横展開のサイクルで進める
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