第4部:公開とサポート Step 12 / 14

公開と運用

作ったサイトをインターネットに公開しましょう。無料〜低コストで公開できるサービスを紹介します。

公開に必要なもの

🌐 ドメイン

サイトの住所(URL)

例:example.com

年間1,000〜3,000円程度

🖥️ サーバー

サイトのデータを置く場所

静的サイトなら無料も可能

無料〜月額1,000円程度

無料で公開できるサービス

🔥

Netlify (初心者におすすめ)

静的サイトに特化。ドラッグ&ドロップで公開可能。フォーム機能も無料で使える。

無料枠あり フォーム機能 ドラッグ&ドロップ GitHub不要
📄

GitHub Pages

GitHubリポジトリから直接公開。完全無料。

完全無料 GitHub連携

Vercel

静的サイト、Next.jsに最適。GitHubと連携で自動デプロイ。

無料枠あり SSL自動 高速

方法1: Netlifyで公開(最も簡単)

なぜNetlifyが初心者向けか:ドラッグ&ドロップだけで公開できるため、GitHubアカウントやコマンド操作が一切不要です。まずはここから試してみましょう。

1

Netlifyにアクセスしてアカウント作成

netlify.com にアクセスし、「Sign up」をクリックします。

登録方法は3つ:

  • メールアドレスで登録(最もシンプル)
  • GitHubアカウントで登録
  • Googleアカウントで登録

メールアドレスで登録すれば、GitHubアカウントは必要ありません。

2

「Deploy manually」を選択

ログイン後、以下の順にクリックします。

「Sites」タブ → 「Add new site」 → 「Deploy manually」

「Deploy manually」を選ぶと、ファイルのアップロード画面が表示されます。

3

プロジェクトフォルダをドラッグ&ドロップ

「Drag and drop your site output folder here」という点線のエリアが表示されます。

あなたのプロジェクトフォルダを
ここにドラッグ&ドロップするイメージ

重要:フォルダの中に index.html が含まれていることを確認してください。index.htmlがサイトのトップページになります。

4

公開完了!URLを確認

数秒でデプロイが完了し、自動的にURLが発行されます。

例:https://random-name-12345.netlify.app

ランダムな名前が自動で付きますが、後から変更できます。

確認しよう

表示されたURLをクリックして、自分のサイトがインターネット上に表示されることを確認しましょう。スマホのブラウザからもアクセスしてみてください。

サイト名(URL)を変更する

ランダムなURLを分かりやすい名前に変更できます。

「Site configuration」→「Change site name」

例:my-portfolio → https://my-portfolio.netlify.app

他の人が使っていない名前であれば、好きな名前に設定できます。

方法2: GitHub Pagesで公開

GitHub Pagesの特徴:GitHubにコードをアップロードすれば、そのまま無料でWebサイトとして公開できます。コードのバージョン管理もできるので、長期的な運用に向いています。

事前準備:GitHubアカウントの作成

1

GitHubにアクセス

github.com にアクセスし、「Sign up」をクリック

2

アカウント情報を入力

メールアドレス、パスワード、ユーザー名を入力(ユーザー名はURLの一部になります)

3

メール認証

届いたメールのリンクをクリックして認証完了

Claude CodeでGitHubにアップロード

Claude Codeを使えば、難しいGitコマンドを覚えなくても簡単にアップロードできます。

Claude Codeへの指示:

このプロジェクトをGitHubにアップロードして、
GitHub Pagesで公開してください

Claude Codeが自動で行うこと:

  1. Gitリポジトリを初期化(git init)
  2. ファイルを追加(git add)
  3. コミットを作成(git commit)
  4. GitHubにリポジトリを作成
  5. コードをアップロード(git push)

初回のみGitHubの認証画面が表示されることがあります。画面の指示に従って許可してください。

GitHub Pagesを有効にする

GitHubにアップロードしたら、GitHub Pagesの設定を行います。

1

リポジトリのSettingsを開く

GitHubのリポジトリページで上部の「Settings」タブをクリック

2

Pagesを選択

左メニューの「Pages」をクリック

3

ブランチを設定

「Source」で「Deploy from a branch」を選択し、「Branch」を main に設定して「Save」

4

数分待って公開完了

1〜3分ほどで公開されます。URLは以下の形式になります。

https://ユーザー名.github.io/リポジトリ名/

確認しよう

設定後、Pagesの画面に表示されるURLにアクセスして、サイトが正しく表示されるか確認しましょう。表示まで数分かかることがあります。

方法3: Vercelで公開

Vercelの特徴:GitHubと連携して、コードをpushするだけで自動的にサイトが更新されます。一度設定すれば運用がとても楽になります。

事前にGitHubにコードがアップロードされている必要があります(方法2の前半を参照)。

1

Vercelにアカウント作成

vercel.com にアクセスし、「Sign Up」をクリック。

おすすめ:「Continue with GitHub」でGitHubアカウントを使ってログインすると、リポジトリの連携がスムーズです。

2

新しいプロジェクトを作成

ダッシュボードで以下の順にクリックします。

「Add New...」→「Project」→「Import Git Repository」
3

GitHubリポジトリを選択

GitHubに連携すると、リポジトリの一覧が表示されます。公開したいリポジトリの「Import」をクリック。

初回はGitHubとの連携を許可する画面が表示されます。

4

「Deploy」をクリック

設定はそのままで「Deploy」ボタンをクリック。30秒程度で自動ビルド&公開が完了します。

例:https://プロジェクト名.vercel.app
5

今後の更新は自動

一度設定すれば、GitHubにコードをpushするたびに自動でサイトが更新されます。手動でのデプロイ作業は不要です。

確認しよう

デプロイ完了後、Vercelのダッシュボードに表示されるURLをクリックして、サイトが正しく表示されることを確認しましょう。

独自ドメインの設定(必要な場合のみ)

最初はサブドメイン(xxx.netlify.app や xxx.github.io)で十分です。独自ドメインはサイトを本格運用する段階で検討しましょう。

ドメインの取得

独自ドメインを使いたい場合は、まずドメイン取得サービスで購入します。

お名前.com

国内最大手、種類が豊富

ムームードメイン

操作がシンプルで初心者向け

Google Domains

管理画面が見やすい

各サービスでのドメイン設定

ドメインを取得したら、公開サービス側で設定を行います。

Netlify:

「Domain management」→「Add custom domain」でドメインを追加。DNS設定の案内が表示されます。

GitHub Pages:

「Settings」→「Pages」→「Custom domain」にドメインを入力。DNSにCNAMEレコードを追加します。

Vercel:

「Settings」→「Domains」でドメインを追加。自動でSSL証明書も設定されます。

いずれのサービスも無料でSSL(https)に対応しています。

公開後にやること

📊 アクセス解析

Google Analyticsを設置して訪問者を分析

🔍 Search Console

Google検索でのパフォーマンスを確認

📱 各デバイスで確認

PC、スマホ、タブレットで表示チェック

🔄 定期的な更新

コンテンツを更新して鮮度を保つ

よくあるエラーと対処法

ページが404(Not Found)になる

原因:index.html がプロジェクトのルート(一番上の階層)にない

対処法:

  • フォルダ構造を確認し、index.htmlが最上位にあるか確認
  • サブフォルダにindex.htmlがある場合は、フォルダごとではなく中身をアップロード
  • GitHub Pagesの場合、ブランチ設定が正しいか確認

CSSが効いていない(デザインが崩れる)

原因:CSSファイルへのパスが間違っている

対処法:

  • HTMLの <link> タグのパスを確認
  • 相対パス(./css/style.css)を使っているか確認
  • ファイル名の大文字・小文字が一致しているか確認(サーバーでは区別されます)

更新が反映されない

原因:ブラウザのキャッシュが古いページを表示している

対処法:

  • ブラウザのキャッシュをクリア(Ctrl + Shift + R / Cmd + Shift + R)
  • 公開サービスのダッシュボードでデプロイが完了しているか確認
  • Netlifyの場合:「Deploys」タブで最新デプロイのステータスを確認
  • GitHub Pagesの場合:反映まで数分かかることがあるので少し待つ

画像が表示されない

原因:画像ファイルのパスが間違っている、またはファイルがアップロードされていない

対処法:

  • <img src="..."> のパスが正しいか確認
  • 画像ファイルがプロジェクトフォルダに含まれているか確認
  • ファイル名に日本語やスペースが含まれていないか確認

まとめ

  • 初心者はNetlifyのドラッグ&ドロップが最も簡単
  • GitHub Pagesは完全無料で、Claude Codeで簡単に設定可能
  • Vercelは自動デプロイで長期運用に最適
  • 独自ドメインは必要になってからでOK
  • 公開後はアクセス解析を設置して改善を続ける
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