公開と運用
作ったサイトをインターネットに公開しましょう。無料〜低コストで公開できるサービスを紹介します。
公開に必要なもの
🌐 ドメイン
サイトの住所(URL)
例:example.com
年間1,000〜3,000円程度
🖥️ サーバー
サイトのデータを置く場所
静的サイトなら無料も可能
無料〜月額1,000円程度
無料で公開できるサービス
Netlify (初心者におすすめ)
静的サイトに特化。ドラッグ&ドロップで公開可能。フォーム機能も無料で使える。
GitHub Pages
GitHubリポジトリから直接公開。完全無料。
Vercel
静的サイト、Next.jsに最適。GitHubと連携で自動デプロイ。
方法1: Netlifyで公開(最も簡単)
なぜNetlifyが初心者向けか:ドラッグ&ドロップだけで公開できるため、GitHubアカウントやコマンド操作が一切不要です。まずはここから試してみましょう。
Netlifyにアクセスしてアカウント作成
netlify.com にアクセスし、「Sign up」をクリックします。
登録方法は3つ:
- メールアドレスで登録(最もシンプル)
- GitHubアカウントで登録
- Googleアカウントで登録
メールアドレスで登録すれば、GitHubアカウントは必要ありません。
「Deploy manually」を選択
ログイン後、以下の順にクリックします。
「Sites」タブ → 「Add new site」 → 「Deploy manually」
「Deploy manually」を選ぶと、ファイルのアップロード画面が表示されます。
プロジェクトフォルダをドラッグ&ドロップ
「Drag and drop your site output folder here」という点線のエリアが表示されます。
ここにドラッグ&ドロップするイメージ
重要:フォルダの中に index.html が含まれていることを確認してください。index.htmlがサイトのトップページになります。
公開完了!URLを確認
数秒でデプロイが完了し、自動的にURLが発行されます。
例:https://random-name-12345.netlify.app
ランダムな名前が自動で付きますが、後から変更できます。
確認しよう
表示されたURLをクリックして、自分のサイトがインターネット上に表示されることを確認しましょう。スマホのブラウザからもアクセスしてみてください。
サイト名(URL)を変更する
ランダムなURLを分かりやすい名前に変更できます。
「Site configuration」→「Change site name」 例:my-portfolio → https://my-portfolio.netlify.app
他の人が使っていない名前であれば、好きな名前に設定できます。
方法2: GitHub Pagesで公開
GitHub Pagesの特徴:GitHubにコードをアップロードすれば、そのまま無料でWebサイトとして公開できます。コードのバージョン管理もできるので、長期的な運用に向いています。
事前準備:GitHubアカウントの作成
GitHubにアクセス
github.com にアクセスし、「Sign up」をクリック
アカウント情報を入力
メールアドレス、パスワード、ユーザー名を入力(ユーザー名はURLの一部になります)
メール認証
届いたメールのリンクをクリックして認証完了
Claude CodeでGitHubにアップロード
Claude Codeを使えば、難しいGitコマンドを覚えなくても簡単にアップロードできます。
Claude Codeへの指示:
このプロジェクトをGitHubにアップロードして、 GitHub Pagesで公開してください
Claude Codeが自動で行うこと:
- Gitリポジトリを初期化(git init)
- ファイルを追加(git add)
- コミットを作成(git commit)
- GitHubにリポジトリを作成
- コードをアップロード(git push)
初回のみGitHubの認証画面が表示されることがあります。画面の指示に従って許可してください。
GitHub Pagesを有効にする
GitHubにアップロードしたら、GitHub Pagesの設定を行います。
リポジトリのSettingsを開く
GitHubのリポジトリページで上部の「Settings」タブをクリック
Pagesを選択
左メニューの「Pages」をクリック
ブランチを設定
「Source」で「Deploy from a branch」を選択し、「Branch」を main に設定して「Save」
数分待って公開完了
1〜3分ほどで公開されます。URLは以下の形式になります。
https://ユーザー名.github.io/リポジトリ名/
確認しよう
設定後、Pagesの画面に表示されるURLにアクセスして、サイトが正しく表示されるか確認しましょう。表示まで数分かかることがあります。
方法3: Vercelで公開
Vercelの特徴:GitHubと連携して、コードをpushするだけで自動的にサイトが更新されます。一度設定すれば運用がとても楽になります。
事前にGitHubにコードがアップロードされている必要があります(方法2の前半を参照)。
Vercelにアカウント作成
vercel.com にアクセスし、「Sign Up」をクリック。
おすすめ:「Continue with GitHub」でGitHubアカウントを使ってログインすると、リポジトリの連携がスムーズです。
新しいプロジェクトを作成
ダッシュボードで以下の順にクリックします。
「Add New...」→「Project」→「Import Git Repository」
GitHubリポジトリを選択
GitHubに連携すると、リポジトリの一覧が表示されます。公開したいリポジトリの「Import」をクリック。
初回はGitHubとの連携を許可する画面が表示されます。
「Deploy」をクリック
設定はそのままで「Deploy」ボタンをクリック。30秒程度で自動ビルド&公開が完了します。
例:https://プロジェクト名.vercel.app
今後の更新は自動
一度設定すれば、GitHubにコードをpushするたびに自動でサイトが更新されます。手動でのデプロイ作業は不要です。
確認しよう
デプロイ完了後、Vercelのダッシュボードに表示されるURLをクリックして、サイトが正しく表示されることを確認しましょう。
独自ドメインの設定(必要な場合のみ)
最初はサブドメイン(xxx.netlify.app や xxx.github.io)で十分です。独自ドメインはサイトを本格運用する段階で検討しましょう。
ドメインの取得
独自ドメインを使いたい場合は、まずドメイン取得サービスで購入します。
お名前.com
国内最大手、種類が豊富
ムームードメイン
操作がシンプルで初心者向け
Google Domains
管理画面が見やすい
各サービスでのドメイン設定
ドメインを取得したら、公開サービス側で設定を行います。
Netlify:
「Domain management」→「Add custom domain」でドメインを追加。DNS設定の案内が表示されます。
GitHub Pages:
「Settings」→「Pages」→「Custom domain」にドメインを入力。DNSにCNAMEレコードを追加します。
Vercel:
「Settings」→「Domains」でドメインを追加。自動でSSL証明書も設定されます。
いずれのサービスも無料でSSL(https)に対応しています。
公開後にやること
📊 アクセス解析
Google Analyticsを設置して訪問者を分析
🔍 Search Console
Google検索でのパフォーマンスを確認
📱 各デバイスで確認
PC、スマホ、タブレットで表示チェック
🔄 定期的な更新
コンテンツを更新して鮮度を保つ
よくあるエラーと対処法
ページが404(Not Found)になる
原因:index.html がプロジェクトのルート(一番上の階層)にない
対処法:
- フォルダ構造を確認し、index.htmlが最上位にあるか確認
- サブフォルダにindex.htmlがある場合は、フォルダごとではなく中身をアップロード
- GitHub Pagesの場合、ブランチ設定が正しいか確認
CSSが効いていない(デザインが崩れる)
原因:CSSファイルへのパスが間違っている
対処法:
- HTMLの
<link>タグのパスを確認 - 相対パス(
./css/style.css)を使っているか確認 - ファイル名の大文字・小文字が一致しているか確認(サーバーでは区別されます)
更新が反映されない
原因:ブラウザのキャッシュが古いページを表示している
対処法:
- ブラウザのキャッシュをクリア(Ctrl + Shift + R / Cmd + Shift + R)
- 公開サービスのダッシュボードでデプロイが完了しているか確認
- Netlifyの場合:「Deploys」タブで最新デプロイのステータスを確認
- GitHub Pagesの場合:反映まで数分かかることがあるので少し待つ
画像が表示されない
原因:画像ファイルのパスが間違っている、またはファイルがアップロードされていない
対処法:
<img src="...">のパスが正しいか確認- 画像ファイルがプロジェクトフォルダに含まれているか確認
- ファイル名に日本語やスペースが含まれていないか確認
まとめ
- ✓ 初心者はNetlifyのドラッグ&ドロップが最も簡単
- ✓ GitHub Pagesは完全無料で、Claude Codeで簡単に設定可能
- ✓ Vercelは自動デプロイで長期運用に最適
- ✓ 独自ドメインは必要になってからでOK
- ✓ 公開後はアクセス解析を設置して改善を続ける